この度、浦瀬小学校4年生18名の子供達が施設見学を兼ねて、ご利用者の一日の過ごし方や介護の仕事について学ぶために、2回に亘り訪問に来てくれました。
1回目の11月27日は、オリエンテーション。
園長からは、かつぼ園の施設のこと全般や、ご利用者が楽しみにしていることをお話いただき、その後は若手職員から「この仕事を選んだ理由」「この仕事をやってみて」「やりがい」などについてお話しました。
質問タイムでは「介護の仕事で大変なことは何ですか」等、ひとり一人が沢山の質問を用意していました。
この日担当した職員は浦瀬小学校卒業生で、「私も小学生の時に学校の授業でかつぼ園に訪問し、ボランティア体験をしました。その時にお年寄りに喜んでもらえて嬉しかったことがきっかけで、介護の仕事に興味を持ち、就職しました。大変なことはありません。『ありがとう』と言ってもらえたり、私がお手伝いしたことで笑顔になってくれる時は、逆に元気をもらっています。レクリエーションを計画する時は、楽しんでもらいたいと思いながらするので準備も楽しいです。」と話していました。
2回目の12月18日は、待ちに待った子供達による劇などの発表です。
まずは桃太郎の英語劇「Peach boys」の披露をしていだだきました。桃太郎の家来には、猿・キジ・犬の他にオリジナルキャストとして坂本竜馬、介護ヘルパー、水戸黄門まで登場し黄門様が印籠を突き出すと全員が土下座をする場面があり、笑いが起こる場面がありました。
子供達がお年寄りに喜んでもらいたいと内容を考えたそうです。英語劇でしたが、ご利用者はあらすじをご存じなので自分で解説しながら楽しんでいられるご利用者もいられました。
劇の後は風船バレー、輪投げ、折り紙・塗り絵など3グループに分かれて交流を楽しみました。
最後に手作りのメダルのプレゼントをご利用者と職員の首にかけてもらい、メダルの裏側には「元気で過ごして下さい」等のメッセージが書いてありました。ご利用者も「ありがとうね、また来てね」と笑顔いっぱい嬉しそうに手を振っておられました。